服装や髪型などの身だしなみに気を使ったら、今度は立ち振る舞いに気をつけましょう。
面接はとても緊張するものですよね?大切な面接を緊張して台無しにしないため、いくつかの注意点を意識するだけでも良いでしょう。まずは「目線」です。面接官の目を見るのが緊張するなら、眉間や鼻を見るようにしましょう。視線が定まっていないと、発する言葉にも重みがなくなりかねません。ずっと目を合わせておくのはお互いに辛いものです。適度に視線を斜め下などにズラすことも大切ですよ。次は「話し方」です。聞かれた質問に、「え~と、あの~」など曖昧な返事は避けましょう。黙り込んでうつむいてしまうのも悪い例です。すぐに返答が難しい場合は、「すみません。勉強不足のためお答えしかねます。」など正直に答えましょう。面接官は与えた質問に正確に答えれるかという部分よりも、表情や態度から感じられる雰囲気・人柄を見ているのです。
また、言動にも十分に注意が必要。面接官の前で家族のことを「お父さん、お母さん」などと呼んでは恥ずかしいです。この際、必要最低限の謙譲語・尊敬語・丁寧語をきちんとマスターしておきましょう。
無意識のときに出やすい「癖」を見ていきましょう。
まずは「声が小さい」です。大声で話す必要はありませんが、相手に聞こえるくらいの自然なボリュームでハキハキ話しましょう。次は「姿勢が悪い」こと。猫背で、大きく膝を開いて座ったり貧乏ゆすりをするのはNGです。次は「髪や鼻をさわる」こと。落ち着きがないように見えるため良くないでしょう。最後に「手まぜをする」こと。指や爪などを触らず、自然に手を重ねて膝の上に置きましょう。普段なら気にならない癖でも、面接のときにマイナスイメージになりかねないものもあります。今のうちに見直してみてくださいね。
最後にステキな入退室の方法についてご紹介します。面接室のドアを2回ノックするところからのスタートです。「どうぞ」と中から聞こえたら、ドアを少し開け面接官の目を見て、「失礼いたします」と言ってドアを開けます。このとき、右開きのドアなら右手で開け左開きのドアなら左手で開け、不自然さがないよう注意してください。入室後、面接官に完全に背を向けないようドアを閉めます。このときドアの音がなるべく鳴らないよう静かに閉めましょう。用意されているイスの横に立ち、名乗ります。面接官から「おかけください」と言われたら、着席。あまり深く腰かけると、あとで立ちにくくなるのでイスの半分くらいに腰掛けるようにしましょう。面接終了後、着席のまま「本日はお忙しい中、お時間いただきありがとうございました。」と言い一礼。イスの横に立ちもう一度一礼します。ドアの前まで行き、面接官の方を向き「失礼いたします」と再度一礼。ドアを開き、出て行く前に面接官とアイコンタクトを取りましょう。
入退室にしてもこのように細かなルールがいくつかあります。小さいことではありますが、しっかり身につけてスマートな面接目指してくださいね!
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