まずは入社日までに提出が求められている必要書類を用意します。提出する書類は職場によって異なりますが、一般的に以下の書類が求められることが多いです。
・契約書
・雇用承諾書
・前職の源泉徴収表
・年金手帳
・健康診断書
・給与関連の書類、銀行口座がわかるものなど
記載する必要がある書類は、記載や捺印のモレがないか、最後に必ず見直しを行いましょう。入社日当日も書類の記入が求められることを考え、印鑑を持っていくと安心です。白衣やシューズといった仕事道具は病院から支給される場合と、個人で準備する場合があります。規定を確認し、必要があれば準備しましょう。ストッキングは自由な職場が多いので、いくつか用意しておくのがおすすめです。仕事で使う道具は入社後じょじょに揃えれば良いですが、入社日当日は、最低でもボールペンとメモ帳は持参しましょう。事前に持ち物リストが渡されている場合は、よく確認しながら用意してくださいね。
入社にあたって引越しが必要な人は、1週間前までには新居に入っておくと、落ち着いて新生活をスタートできます。仕事が始まる前までに近所のお店や病院を確認しておけば、スムーズに新生活が送れますよ。入社前に就業規則をもらっている場合は、目を通して職場の勤務ルールを把握しておくと良いでしょう。それから、当日の朝にあわてないように、通勤経路も事前に確認したいポイントです。電車の乗り換えや道順が不安という場合は、実際に通勤経路を使って職場の近くまで行ってみても良いでしょう。ただし、入社前に職場に顔を出すのは「常識がない」と思われるので避けるように。挨拶したい場合は事前に了解を得る必要があります。
看護師にとって時間を守ることは、普通の社会人以上に大切。遅刻はイメージを大幅に落としてしまうので、当日は余裕をもって15分前には到着しておきましょう。その日着ていく服や靴は前日までに揃えておくと、朝の時間に慌てません。入社初日は簡単な挨拶が求められることがあるので、自己紹介と今後の抱負を話せるようにしておくと良いですね。職場に入ってからは、「自分から積極的に仕事を覚えたい」という姿勢を見せると、教える側も「この人に教えてあげたい」という気持ちになります。メモはなるべく患者さんから見えないところでとり、1日も早く仕事を覚えていきましょう。転職した看護師さんは、「前の職場ではこうだったのに…」と思うことがあるかもしれませんが、前職と比べるような発言をするのは避けるべき。多少不合理と思うことがあったとしても、謙虚な姿勢でその職場のルールに従うことが、新しい職場に慣れる近道です。
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